セルロースファイバーはシロアリ対策になるのか?防虫効果をチェック!

セルロースファイバーはシロアリ対策になるのか

 

害虫対策として断熱材選びに悩む方もいるでしょう。そこで重要なのが断熱材選びです。なかでもセルロースファイバーを選べば、シロアリをはじめ害虫の攻撃リスクを抑えられます。断熱効果への高評価も見られますが、害虫から家を守れることでも注目です。

今回は新築住宅やリフォームでセルロースファイバー導入を考える方のため、シロアリ対策から見たメリットを解説します。こちらを読めば、害虫対策としての魅力がわかるでしょう。

 

セルロースファイバーには害虫がつかない

セルロースファイバーは、害虫を寄せつけません。ゴキブリ退治に使われるホウ酸ダンゴと同等の成分が、少量だけ入っているからです。シロアリはゴキブリの一種なので、ホウ酸ダンゴには耐えられません。

以上からセルロースファイバーは、害虫が不安な方におすすめです。自宅が害虫被害を受けたあとでリフォームをするときに、こちらを取り入れてもよいでしょう。シロアリをはじめ、さまざまな害虫に攻撃させない効果があるからです。

セルロースファイバーは、人々の暮らしを守る断熱材です。害虫から家を守りたい方は、ぜひ注目してください。

 

セルロースファイバーがシロアリに強い理由

ここではセルロースファイバーがシロアリに強い理由を紹介します。まずはホウ素配合です。新聞紙も含まれており、シロアリをおびき寄せて仕留められるしくみです。シロアリ対策になる理由を、以下で見ていきましょう。

 

ホウ酸配合

セルロースファイバーはホウ酸配合です。これは防蟻成分で、害虫対策として住宅業界で好まれます。シロアリはホウ酸を食べると死んでしまいます。つまりホウ酸を含んだ素材は、家の損壊を防げるのです。

セルロースファイバーが断熱材として長く機能できるのは、ホウ酸のおかげです。断熱材は外の暑さや寒さから住人を守る役目があります。しかしシロアリに食われると、その機能性にも傷がつくでしょう。以上を考えると、害虫対策に優れた断熱材が、住環境のカギになります。

セルロースファイバーが害虫対策になるのは、ホウ酸のおかげです。

 

新聞紙でシロアリをおびき寄せて仕留める

セルロースファイバーのもうひとつの強みが、新聞紙です。新聞紙はシロアリの大好物です。しかしセルロースファイバーにはホウ酸が混じっているので、おびき寄せられたシロアリを仕留められます。

新聞紙とホウ酸のハイブリッドが、セルロースファイバーの特徴です。ホウ酸に触れるだけでは、防蟻効果がありません。新聞紙に含ませてシロアリに食べさせることで、初めて仕留められるのです。つまりシロアリの好物をあえて混ぜることで、害虫効果を発揮できます。

このようにセルロースファイバーは、シロアリの生態を踏まえながら害虫効果を出せる素材です。

 

シロアリ対策から考えるセルロースファイバーのメリット

シロアリ対策から見たセルロースファイバーのメリットは害虫被害の予防、家財道具や資産価値の保全です。断熱材から害虫対策を整えることで、建物の価値を守れる点が大きいでしょう。害虫対策から見たセルロースファイバーの魅力をまとめました。

 

害虫被害の予防になる

害虫被害の予防になる

 

セルロースファイバーのメリットは、害虫被害の予防です。ホウ素系薬剤がシロアリを仕留め、断熱材の状態を守ります。シロアリはゴキブリの一種であり、ホウ素はゴキブリに強いのです。

シロアリはホウ酸の過剰摂取により、代謝が止まって死にます。腎臓がないからです。セルロースファイバーがなくても、ホウ酸ダンゴのような害虫駆除アイテムでもシロアリ撃退効果があります。

このようにセルロースファイバーの素材構成は、理想の害虫対策を望めるのです。

家財道具を守れる

セルロースファイバーのおかげで、家財道具を守れるのもメリットです。シロアリは家の周りや床下に潜み、木材を食い荒らすからです。放置すると住環境に悪影響が及ぶので、素材を使った対策が欠かせません。

家屋ではさまざまな木材の使用が想定されます。たとえば床下をシロアリに食べられることで、基礎がもろくなり、家が傾いてしまうでしょう。ほかにもドアやタンスなどの損傷で、家の見栄えが悪くなります。このように家財道具のダメージは、暮らしを厳しくさせるのです。

家財道具を守る意味でも、セルロースファイバーが重要です。害虫対策につながる断熱材は、人々の明るい暮らしに欠かせません。

 

建物の資産価値を守れる

セルロースファイバーのおかげで、建物の資産価値も守れるでしょう。たとえば持ち家に住んでいる場合は、長期的に状態を良好に保つことが大切です。家を売るときに、希望の金額で取引できるでしょう。

しかしシロアリに食われた家屋は状態が悪いので、ワケアリの物件になってしまいます。想定外の安値の取引になったり、買い手がつかなかったりするおそれがあるのです。手遅れにならないためにも、住んでいるときから害虫対策をしておきましょう。

建物の資産価値を守る意味でも、セルロースファイバーが選択肢になります。

 

まとめ

セルロースファイバーは、シロアリのような害虫から家を守る断熱材です。断熱効果だけでなく住環境の保全にも役立ちます。暮らしだけでなく、建物の価値を守る意味でも、セルロースファイバーはおすすめです。

「西日本エコ断熱株式会社」では、セルロースファイバーの一種である「スーパージェットファイバー」を扱っております。害虫対策だけでなく、断熱や静粛性などにも優れており、健やかな暮らしにつながる素材です。断熱施工で気になる方は、ぜひご連絡ください。

  • 日本製紙木材株式会社
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