断熱材のDIYはできるの？断熱施工や注意したいポイントをご紹介

 

断熱材のDIYをする施工について

住み慣れた家を快適にするためには、家の断熱性能を高めることが必要です。そのためには、断熱材の交換や追加といった断熱施工をしなければなりません。ここでは、断熱材のDIYができる施工について紹介します。

 

床下や壁などの断熱施工

築年数の長い古い住宅の場合は、床下に断熱材が一切ないケースが多く、さらに壁や天井の断熱材が湿気によって崩れているケースがあります。住宅が寒さにさらされていることは、断熱材が効果を発揮できていないことになるでしょう。そこで新たな断熱材を用いて交換、追加することで、室内全体の寒さを抜本的に改善できるのです。

床下や天井ならば、大がかりな取り壊し作業を伴わずに断熱材を追加できるケースもあります。壁の場合ははがして断熱材を交換することになるため、取り扱う資材によって作業内容は異なるのです。

 

断熱材をDIYするデメリットとは

断熱材をDIYすることで、リフォーム費用を抑えられて光熱費を削減できるメリットがあります。一方、仕上がりが暮らしに直結することになるため、色々なデメリットがあるのも現実です。施工後に後悔しないためにも、ここでは断熱材のDIYをするデメリットを紹介します。

 

予想以上に施工時間がかかる

断熱効果が薄くなるかもしれない

プロの施工は断熱材を効果的に充填することができるため、断熱性能を高めることが可能です。しかし、プロの熟知した経験などがないDIY施工では、思ったよりも効果を感じられない、断熱効果が薄くなるかもしれません。そのため、プロレベルの施工にはDIYでは難しいことを理解しておくことが必要です。

 

断熱材のDIYをする際に注意したいポイント

さまざまな素材の断熱材がある中で、取り扱いはもちろん、DIYを成功させるためにはいくつか注意しなければなりません。ここでは、断熱材のDIYをする際に注意しておきたい2つのポイントを紹介します。

 

ケガをしないように安全に配慮する

断熱材のDIYでは、壁や床をはがすなどの作業をする場合があるため、ケガをしないように注意が必要です。安全に作業を進めるためにも、ツナギをはじめヘルメット、ゴーグル、マスク、安全靴を着用して安全に行いましょう。ガラス繊維のグラスウールなどを断熱材として使用する場合、ゴーグルがなければ目の中に線維が入り込み、炎症を引き起こすリスクがあるのです。

ケガなどをして施工費用が高くならないように、十分に注意しながら安全に配慮して作業をしましょう。

 

1人でできるのかよく考えてから施工をする

断熱施工をDIYするならば、1人でも作業を進められるのか、時間的に余裕があるのかなど、よく考えてから施工しましょう。断熱材によっては、プロの業者でも施工が難しいのもあるのです。グラスウールなどの断熱材を使用する場合は、しっかりと防湿対策を行わなければなりません。

家を長持ちさせる施工を行うことが大切になるため、安易に壁をはがすことは家の資産価値を損なうリスクが高くするだけです。断熱材を自分でDIYするのに不安を感じるのであれば、壁をはがすDIYをするのではなく、壁に塗料を塗る、断熱材を貼るなどの自分でできる範囲で施工しましょう。

 

まとめ

快適にするために断熱材のDIYを行うことはできますが、建具などのDIYとは違って、本格的な作業になるでしょう。だからこそきちんと施工できなければすき間ができてしまい、期待する断熱効果を得られません。確実に施工してもらうならば、やはり業者に依頼した方が安心です。さらに、断熱工事を専門にしている業者ならば、環境や住宅にピッタリな断熱材を提案してくれるでしょう。

費用がかかったとしても、結果的には手間や時間を省くことができ、納得の断熱施工をしてもらえるのです。安心して施工を任せるためにも、価格だけでなく、実績や経験が充実している業者に依頼するのも一つでしょう。

「西日本エコ断熱株式会社」は断熱専門の施工会社として、安心して暮らせる環境に優しい断熱材を取り扱っております。冬だけでなく夏も快適に過ごせる断熱材「シュタイコ」は、針葉樹の端材が原料でオーガニックな断熱材として注目されています。このようなサスティナブルな優れた断熱材などを、豊富な知識と経験によってお客様に最適な資材をご提案いたします。断熱リフォームや優れた断熱材をご検討の方は、ぜひ当社へご相談ください。