断熱材の効果は想像以上!求める効果で断熱材を選ぶことがポイント

断熱材の効果は想像以上

家づくりの際は、どうしても内装や外観に目がいきがちです。しかし、実際に住んでみると快適に暮らせるかどうかのポイントとして、断熱について考えさせられます。

今回は断熱材の効果についてまとめてみました。一般的な断熱材にはどのような素材があり、どのような効果があるのでしょうか。これから新築住宅を建てられる方、断熱リフォームをお考えの方が気になる内容となっています。

 

断熱材の効果とは?

断熱材は、建物には欠かせないものです。古い建物には入っていないことが多く、外気との温度差がなくなり、快適に過ごすことが難しくなります。断熱材が入っていないと、夏は暑く、冬は寒くなり、健康面にも影響を及ぼすことが分かっています。

断熱材の効果を知ると、建物に必要不可欠であることが分かるでしょう。当たり前に断熱材の入っている建物内で過ごされている方は分かりにくいかもしれませんが、どのような効果があるのか見ていきましょう。

 

暖房の効きがよくなる

断熱材により、暖房の効きがよくなります。断熱材がしっかり入っている家の場合、暖房を付けてから約30分も経てば、その効果を実感できます。そのため、外出時に暖房が起動する時間を設定しておくと、帰宅時に暖かい部屋で過ごすことができます。

では、冷房の場合はどうなのでしょうか。冷房についても同様の効果があり、冷暖房の空気を逃すことがありません。

 

光熱費の削減につながる

断熱材がしっかり入っている家の場合、冷暖房費を抑えることができます。入っていない場合は、寒い日の暖房はかなり高めの温度にしておかないと効果を実感しにくいですし、冷房に関しても同じようなことが言えるでしょう。

余分な電力や灯油などを使うことがないため、光熱費そのものを削減することができます。毎月は数千円程度ですが、年間に直すと万単位で変わってくることもあるので、長い目で見ると断熱材の効果を実感しやすいと言えます。

 

室内の温度を保つ効果がある

断熱材をしっかり入れることで、一日中室温をある程度保つことができます。断熱材の入っていない家の場合、冬場の朝晩の冷え込みによる室温への影響はかなり大きいと言えます。夏場についても同様です。

適温で快適に過ごすことができるため、身体への負担も少なく、安心して過ごすことができるでしょう。

 

病気改善と予防効果

病気の改善と予防を実感している方もいます。特に冬場は冷え性の方には辛い季節であり、手足が冷えてしまう、血行不良による頭痛や肩こり、腰痛が起きたりなどさまざまな影響があります。

また、室内が冷えていることで身体が冷えてしまうと、免疫力の低下も起きやすくなります。免疫力の低下は風邪をはじめ、ウイルス性疾患や重大な病気にも関わっています。健康面に配慮するのであれば、室内の温度が適温に保たれるように断熱材をしっかり入れた家づくりが必要です。

 

冬の壁や床の温度は8℃上昇

冬の壁や床の温度は8℃上昇

実際に断熱材をしっかり入れた家というのは、壁や床の表面温度が8℃上昇します。冬場に床や畳が冷たく感じることが少なくなるでしょう。断熱がしっかり入っている家の温度は、室温が20℃であっても、壁の表面温度は18℃となり、体感温度も19℃となります。

断熱材がしっかり入っていない家の場合、暖房を入れても壁や床の温度が低いことは触ってみると実感できます。

夏の室温は4℃の差が出る

断熱材をしっかり入れた家の場合、それだけで室内の温度に差が出ますが、これは冬に限ったことではありません。夏場の室温にも当然影響があり、断熱材の入っていない家と4℃と言われています。夏場の4℃の差は大きく、体感しやすいと言えるでしょう。

同時に、エアコンの温度をそこまで下げなくても涼しい室内温度を維持することができます。

 

防音効果

断熱材の素材によっては防音効果があります。グラスウール、セルロースファイバー、炭化コルク、シェタイコなどの断熱材がこれにあたります。

室内で楽器を演奏する、カラオケを歌う方にとって近所の方への影響を考えるとこれらの素材を選ばれた方がいいでしょう。また、人通りの多いところに住んでいる場合、線路や道路端、工場の近くなどの場合も防音効果のある断熱材を選ばれる方がいます。

 

断熱効果の高さは素材によって変わる?

断熱材と言っても、使われている素材はかなり幅広くなっています。一般的に、熱伝導率の高いものほど断熱効果は高くなっており、お値段も高めです。

どのような断熱材であっても、メリットとデメリットがあります。主な特徴を理解することで、ご家族が求めている効果に合ったものを選ぶようにしましょう。

 

まとめ

断熱材の効果は、一般的に知られている外の温度を室内に影響させないというだけではなく、それに伴って、室温を快適に維持することもできます。室温を快適に維持することにより、健康面への効果も大きいため、病気の改善や予防にも関係しています。特に小さなお子や高齢者のいるご家庭では、病気の改善や予防は気になるところでしょう。

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